退職後

今日、校長と退職後等について雑談をした。

本校の校長は定年まで1年3か月のはずなのだが、来年度から定年が一年延長される。したがって61才で役職はおそらく教諭になり働くことになる。私も再任用で同じような立場であるが、私の場合は、60才で定年退職し、希望により再任用させてもらっているわけだ。校長の場合は、定年が延長されるので、働くことが前提である。

小学校の担任ができるのか、子どものパワーについていけるのかなど心配しているようだったので、「無理」とこたえておいた。私は後補充で、年に11日間一日中初任者の代わりを務める。そのほかにも授業を代わりに行うことはあるが、この一日中というのが大変疲れる。子どもたちは、明るく元気で、一緒に勉強することはいやではないのだが、子どもたちのパワーにつきあっているのは限界がある。校長が、「孫と遊ぶのは楽しいけど、一日遊んでいると疲れる。」と言っていたが、全くその通りである。

校長は専門が理科なので、理科の授業を今までの反省を基に、しっかりやってみたいと言っていた。同感である。私も数学の授業をしっかりつくって挑戦してみたい。

周りを見回すと、校長経験者が教諭として着任し、教務主任等を努めている事例が出てきている。再任用はあくまでも退職後の年金対策であるが、定年延長は退職後ではないのである。だから、通常の教諭として教諭の仕事をしていく校長経験者が多くなってくることが予想される。

給料をいただいているので、しっかり働かせていただくが、年令を考慮した仕事環境を整えてほしいと願うばかりである。

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