「人は聞き方が9割」という本を読んでいる。冒頭の「苦手な話し方を磨くことや、苦手な人との会話に使う時間を減らし、自分の大切な人の話を聞く時間を増やすこと」という文にやられた。
会話上手な人はここを心得ているだけで、他に難しいことはやっていませんとのことである。だから、話なんか苦手でもよい、無理にいい話などしなくていい、ただ寄り添うだけでいいのです。
60年以上生きてきて、気のきいた会話の一つぐらいできないといけないと常に思ってきて、自分を責めていた。聞くことの重要性は以前から知ってはいたが、改めて文を読みこむと、頭を何かでなぐられたような感覚を覚えた。
今からでも遅くはない。しっかり聞ける人になろうと決意した。
本は読み始めたばかりだ。続きを読むことにする。