みなかみ町の本年度の学校教育の重点は、「自己有用感・肯定感の育成、人間関係力の向上、不登校防止の徹底」です。
本校の具体目標は、「知性・知力」「公徳・自律」「健康・体力」「意欲・実践」としています。めざす生徒像は「強い心と身体をもった生徒」「清く、正しく、美しくをモットーとする生徒」「世の中に奉仕・貢献できる生徒」「能力を高めようと、たゆまず努力する生徒」です。特に本年度は、学力向上に重点を置きつつ、心の教育及び健康・体力をバランスよく向上させていこうと考えました。
みなかみ町の学校教育の重点と本校の方向性を関連付けて考え、本年度の学校経営テーマを「生徒・保護者・地域に信頼される学校づくり~情熱と使命感をもち、子どもの自己肯定感を高める学校経営~」と設定いたしました。キーワードは“自己肯定感”です。
本校生徒は、校長室掃除で指示されていない所を水拭きしたり、ゴミを片付けたりしてくれます。また、学校集会で話を聞く時など、話す人の方へ身体を向けて真剣に聞くことができます。授業中も同様で、教師の話をしっかり聞き、自分なりの考えをもって学習に取り組んでいます。例をあげればきりがないほど、最高の中学生なのです。しかし、よい考えをもっているのに積極的に発言しなかったり、リーダーシップがあるのに周りを引っ張っていくことをしなかったりなど、自分のよさを表現することが少ないように感じます。
私は、本校の生徒たちに自分の素晴らしさや価値を正しく認識してほしいと考えます。そこで、本年度は、全職員が一致団結して、生徒が本当の自分の姿を自覚するという自己肯定感を高める教育活動を具体的に展開し、全国に誇れる生徒を育成していきます。
保護者や地域の皆様のご協力・ご支援及びご助言をいただけるとありがたいと思います。