「藤原中学校の思い出」


 私は、校長として藤原中学校に、平成24・25年度の2年間勤めさせていただきました。人数は少ないが、輝く個性をもった生徒たち及び、情熱のある職員に囲まれ、充実した日々を送ることができました。2年間の思い出を書きたいと思います。
 平成24年の8月に、シドニーオリンピック100m背泳ぎ銀メダリストの中村真衣さんが来校しました。全員でお迎えの飾り付けをするなど、藤原中全校をあげておもてなしをしました。水泳のふれ合いだけでなく、世界と戦ってきたお話も聞くことができました。生徒たちが世界に目を向けられるような体験でした。
 平成25年度は、少人数で熱心に学ぶ生徒たちに、もっと多くの学び合いをさせたいと考え、水上中学校と交流授業を開始しました。大人数の中で、自分を発揮できるか心配しましたが、生徒たちは堂々と楽しそうに授業を受けていました。
 一人一人が自分の役割を果たし、仲間を大切にする学校です。平成24年度に群馬県スクールオブザイヤーの優良校になったことからも、県下に誇れる素晴らしい学校であることが分かります。
 藤原中学校は閉校となりますが、新しい学校に生まれ変わるわけです。藤原中学校の一人一人がしっかり学ぶ精神、人との絆を大切にする藤原の心はいつまでもなくなりません。

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