6月6日(水)に、薬物乱用防止に関する指導者研修会に参加しました。
群馬県内における薬物乱用の現状や学校における薬物乱用防止教室についての講話がありましたので、印象に残ったことをお伝えします。
大麻は使用してもよいなどという間違った認識をしている場合があり、検挙数が増加しているそうです。入手方法については、インターネットを使うことが多いそうです。つまり、ほしい場合は大人や中高生の区別なく、入手できるということです。
大麻をはじめて使用した年齢は、20歳未満及び20歳代で8割近くになります。使用した経緯のほとんどが、「誘われて」ということです。そして、一度でも大麻を使用してしまった人の多くは、繰り返して使用してしまっています。はじめは、誘われて、一度くらいならと考えたことと思いますが、一度でも使ってしまったら、逃れることは難しいということです。
この講話を聞いて、中学生に対し、特に、しっかりとした薬物乱用防止教育を推進する必要があると考えました。薬物の怖さを正しく教えるとともに、誘われても、きっぱりと断る正しい判断力も身に付けさせなければなりません。また、改めて、インターネットに潜む怖さを感ぜずにはいられませんでした。生徒がインターネットを自由に使えるとしたら、いつ薬物に遭遇するか分からないのです。生徒を信用することと、自由にネットを使わせることは別です。
ご家庭でも、薬物の怖さやインターネット等を話題にしてみてください。