先日、みなかみ町出身の芸術家の方と話す機会がありました。
心に残ったことを二つお話しします。
一つ目は、「苦しいとき、辛いときがあるから成長する」ということです。
その方は、みなかみ町(旧月夜野町)を心から愛しているとおっしゃいました。その理由は、美しく豊かな自然や清らかな水などはもちろんですが、冬場に容赦なく吹きつける谷川おろしなど、自分を鍛えてくれる厳しい自然があるからだそうです。この厳しさがあったからこそ、今の自分があるとおっしゃっていました。
今、いろいろなことで悩んだり苦しい思いをしたりしているとしたら、それは自分が成長するチャンスかもしれません。そう考えると、苦しいことや辛いこともそんなに悪いことではないかもしれません。
二つ目は、「未来は自分の歩いてきた道の中にある」ということです。
「今までの自分の歩みを振り返りもしないで、まだ何もない未来を見ていても何も見つからない。未来は、自分が歩いてきた先にあるのだから、歩いてきた道をしっかり見つめてみると、光りある未来が見えてくる。」とおっしゃいました。
自分のことを見つめてみましょう。今まで、失敗してしまったことがあるかもしれません。しかし、それは悪いことではありません。きっと、そこで学んだことが光りある未来をつくるエネルギーになるのですから。