学校集会6月(2020)

いよいよ通常に近い形で学校が再開します。校長先生は、本当にうれしく思います。
 しかし、全て今まで通りというわけにはいきません。一生懸命取り組んできた部活動や楽しみにしていた行事など、我慢してもらわなければならないことがあります。
 特に三年生にとっては、中学校生活最後の年が、このようなことになってしまい、がっかりしている人も多いと思います。
 1・2年生のみなさんも、今の学年は一生に一度しかない、かけがえのない学年です。そういう意味では、3年生と同じぐらい辛い気持ちかも知れません。

 みなさんに聞いてもらいたい話があります。
 その人は、日常生活に飽き飽きしていました。幸せを探しに旅に出ました。パーティーやお祭りなど様々な楽しいことを経験し、大きな喜びを感じました。しかし、何かがたりなくて、心から幸せだとは思えませんでした。そして、気付いたのです。本当の幸せは、家族や友達とともに過ごしていた何気ない日常の中にあることを。

 みなさん、がっかりしている場合ではありません。通常の何気ない学校生活の中にこそ幸せがあることを自覚し、工夫して、自分たちの力で素晴らしい年にしましょう。
 将来の自分に、「あの時がんばってくれてありがとう」と言ってもらえるような学校生活を送りましょう。

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