本日、担当の先生が休みのため、急きょ5年生の授業をやることになった。どこからなのかも分からない状態なので、先週の続きらしきところの教材研究をした。とはいっても、わずか15分くらいしかない。先日、自習の監督に行ったときは、4年のころと比べものにならない、素晴らしい学習態度だったが、授業となるとどうなるのかという不安もあった。
「円の周りの長さ」円周率の導入である。円に内接する正六角形と外接する正方形の周りの長さから、直径10cmの円周の長さは、30cmから40cmの間となること、つまり、直径の3倍から4倍の間であることをおさえた。次に、もっと円に近づけた正多角形として、正十二角形を作図し、円周の長さと直径の長さの関係を調べた。
子どもたちは、よく取り組んでいた。よく見ると取組の悪い子もいたが、授業をじゃますることなく、授業を受けている様子を見て、改めてよりよく成長したこと、担当の先生のすばらしさを痛感した。
本時のまとめは、「円周の長さは、直径のおよそ3.1倍である。」であった。なんとかまとまったが、理解してくれたかどうかは不安である。しかし、子どもの成長に助けられたことの方がうれしくて、授業内容は許してほしい。