夢をもつことの意味

私は、友人から、「夢を実現できる人は、ほんの一握りしかいない。だから、夢なんてもたない方がいい。」と言われたことがあった。そこで、夢をもつことの意味について考えてみたい。
 私は、幼い頃、ウルトラマンになりたかった。しかし、なれなかった。次の夢は、プロ野球選手であった。しかし、これも挫折した。次は、医者という夢をもった。もちろん実現できなかった。
 それぞれの夢の動機を考えてみよう。ウルトラマンは3分で世界の人々を救った。あるプロ野球選手は自分のホームランで病気の少年を勇気づけていた。医者は病気に苦しむ人を救うことができる職業である。私のどの夢も、人を助けたり健やかな成長をサポートしたりするものであった。そう、私の夢の本質がそこにあったのである。本当にウルトラマンになりたかったわけではなく、人を助け成長をサポートすることが私の本当の夢だったのである。
 夢をもち、それに向かって努力することで、夢の本質が見えてくるということである。逆に言うと、夢をもたない場合、自分が本当になりたいものが見えてこないということだ。ここに大きな意味がある。

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