チコちゃんに叱られる

2学期に大きく成長してほしいという願いを込め「チコちゃんに叱られる」という番組から考えたことを話しました。
 「なぜ、子どもは道路の縁石の上を歩きたがるのか?」という問いに対しての回答は「限界に挑戦して己の能力を高めるため。」というものでした。子どもは、いつもより少し難しい挑戦をすることで、快感を得る。そうしたことの繰り返しで成長していくということです。
 校長先生も、子どもの頃は縁石の上を歩いたり、横断歩道の白く塗ってあるところだけを歩いたりした記憶があります。しかし、今は縁石の上を歩いたりしません。そんなことを考えていたら、大人になるにしたがって、二つのことを忘れてしまったことに気付きました。
 一つは、「少し難しい挑戦は楽しい」ということです。難しすぎては嫌になってしまうかもしれませんが、少しがんばれば乗り越えられる挑戦は楽しく、乗り越えたときに得られる達成感や快感は大きなものがあります。
 二つ目は、「成長のチャンスはどこにでもある」ということです。歩道を歩いているときに縁石の上を歩くことは、危険が伴うのでやめた方がいいと思いますが、日常生活の中でいくらでも成長のチャンスはあるのです。塾に行かなければ勉強はできないのでしょうか?そんなことはありません、自分次第で、いつでも勉強はできます。心も、「校長先生の話を、今までよりしっかり聞いてみよう」と思った瞬間に成長できます。つまり、この瞬間にも成長のチャンスはあるのです。
 少し難しいことに挑戦し、成長のチャンスを見逃さずに、お互いに大きく成長していきましょう。

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